「わかし」の一人として、
力を尽くしたい
仲間 功 わかし公演実行委員長
関東支部の若い人たちは、いま、古典音楽を
どんどん吸収し力を付けていますが、
舞台経験が少ないという状況です。
将来の関東支部を担っていく仲間たちに
舞台経験を積ませ実力をつける機会をと、
わかし公演が企画されました。
支部長から、「わかし公演の実行委員長を引き受けてもらえないか?」
と声をかけられた時、
「私は関東支部の在籍は長いけれども、実力が伴いません。
私より相応しい人がいます」と、名前を揚げました。
けれども、残念ながらその方は事情があり、受けられないとのことでした。
私は今年70歳ですが、最近、歌三線についてようやく師匠からの指導の意味を
なんとか理解できるようになった程度です。
でも、琉球古典音楽をより深く身につけたい思いは、他の皆さんと同じです。
「わかし」とは、出世魚・ぶりの幼魚名です。
70歳の私も、「わかし」のひとりです。
伸び盛りにある会員たちが、準備段階から本番の舞台裏の仕事も含め、
総掛かりであたることを受け止めてくれれば魅力的な関東支部になるだろうと、
実行委員長を受けました。
ぜひ、多くの方々に、わかし公演を応援していただきたいと願っております。
私たち、琉球古典音楽野村流保存会関東支部の呼び掛けに応えてくださいました
舞踊研究所の先生方をはじめ、ご協力いただいているすべての方々に深謝し、
この公演が成功するよう力を尽くしたいと思います。
[2015年6月28日・談]